プラチナカードについて
プラチナカードとは、ゴールドカードよりもステータス性が高いクレジットカードで、会員向けの補償とサービス内容が充実している特徴を持ちます。
以前は、ゴールドカードを持っている方の中で、年間利用額が高い方にカード会社からインビテーション(招待状)が届き、書類に必要事項を記入して返送、カード会社の審査が無事通過すればプラチナカード発行という手順でしたが、今では、新規に入会を受付けているプラチナカードも多くなりました。
ゴールドカードなんて回り道をせず、すぐにプラチナカードを手に入れたい方には朗報でしょうが、プラチナカードの希少性が失われると捉える方も少なくなく、新規入会可能なプラチナカードは賛否両論です。
なお、“プラチナカード”はデザインがプラチナシルバーだとは限らず、“ブラック”を基調としたデザインの方が多く存在します。
色はもちろん中身的にも、俗にいう“ブラックカード”とプラチナカードの区別が曖昧なカードも存在しています。
プラチナカードを取得する方法
もっとも無難なのは、ゴールドカードに入会して一定期間コツコツと利用実績を積むこと。
各カード会社によって異なりますが、期間しては概ね2年程度、少なくとも年間100万円以上の利用が毎年あれば、インビテーションが届くと考えて差支えないと思われます。
入会にはプラチナカード独自の審査がありますので、インビテーションが届いたからといって即入会OK!とはいきませんが、ゴールドカードの利用実績がある分、入会しやすく、ハードルの差は歴然です。
もうひとつは新規入会を募集しているプラチナカードを申込むこと。
この場合、一からの審査となりますので、ゴールドカードからランクアップするよりもハードルが高いことに注意した方がいいでしょう。
プラチナカードを取得するための年収
プラチナカードへの入会となると、気になるのが「年収」ではないでしょうか?
入会審査には、職業や勤続年数、持ち家の有無、家族構成、保有資産など、他の要因も重要なのですが、「年収」を気にされる方が最も多いように思います。
まず、ゴールドカード会員になった方で、インビテーションをもらった方は、それほど大きく「年収」に悩む必要はないと思います。
カード発行会社は、ゴールドカード会員の中から厳選してインビテーションを送っているので、プラチナ会員にランクアップ出来る可能性は高いと考えていいでしょう。
新規にプラチナカードへの申込みをするなら、たとえば三井住友カード プラチナ(年会費55,000円(税込))であれば最低でも700~800万円、できれば1,000万円以上の年収が欲しいところ。
カードの利用限度額が300万円からとなっているので、新規入会だとそう簡単には通りません。年収700~800万円の方の場合は、勤務先や住居形態など他の属性が高くないと、審査に落ちます。
そもそも、ある程度、普段から食事や旅行で贅沢をする余裕がある方ではないと会員の優待特典を使いきれず、プラチナカードの年会費は高いと感じるのではないかと思います。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード(年会費22,000円(税込))などであれば、年収400~500万円程度でも審査に通る可能性はありますが、年収だけで審査を行っているわけではないことに注意しましょう。
なお、2019年7月よりリリースされた「TRUST CLUB プラチナマスターカード」は、年収200万円以上で申し込み可能な国内最安のプラチナカード。
コンシェルジュサービスは付帯していませんが、2名以上の予約で1名分のコース料理が無料になる「招待日和」を利用可能でかなりお得な一枚です。
新規入会を受付けているプラチナカード一覧
TRUST CLUB プラチナマスターカード | |||
年会費 | 本人 | 3,300円(税込) | |
家族 | 無料 | ||
旅行傷害保険 | 海外 | 最高3,000万円まで | |
国内 | 最高3,000万円まで | ||
入会基準 | 当社所定の基準を満たす方 ※入会に際して所定の審査があります。 |
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カード利用枠 | 30〜100万円 | ||
国際ブランド | |||
最安の年会費3,300円で持てるプラチナカード。 コンシェルジュは使えませんが、全国約250店舗の飲食店を2名以上で予約すると1名分のコース料理が無料になる「ダイニングby招待日和」も利用可能。 |
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セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | |||
年会費 | 本人 | 22,000円(税込) | |
家族 | 3,300円(税込) | ||
旅行傷害保険 | 海外 | 最高1億円まで | |
国内 | 最高5,000万円まで | ||
入会基準 | 安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く) | ||
カード利用枠 | 個別に設定 | ||
国際ブランド | |||
SAISON MILE CLUBに登録することでJALのマイルが1,000円=10マイル貯まる。ポイント還元率0.75%だが、SAISON MILE CLUBに登録することで1.25%に上昇させることが可能。 旅行や出張が多い方なら、年会費を大きく超えるベネフィットを受けられる可能性が高いほか、セゾンのふるさと納税では、10%のポイント還元。 年会費が19万8千円もする外部コンシェルジュを無料で利用できたり、国内外約250の飲食店で1名分のコース料理が無料になったりと、優待サービスも充実。 |
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三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | |||
年会費 | 本人 | 22,000円(税込) | |
家族 | 無料 | ||
旅行傷害保険 | 海外 | 最高1億円まで | |
国内 | 最高1億円まで | ||
入会基準 | 18歳以上で安定した収入のある方 ※未成年の方は親権者の同意が必要です。 ※学生の方は学生用のカードをお申し込みください。 |
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カード利用枠 | カード送付書にて案内 | ||
国際ブランド | |||
手ごろな年会費22,000円(税込)で特典が充実したプラチナカード。 対象のコンビニ・飲食店で最大5.5%還元なので、これらのお店をよく利用する方にメリット大。グルメ優待、ホテル優待も充実しているほか、プライオリティ・パスは家族カード会員も登録可能なので、夫婦で海外へ行く機会がある方にも大きなメリットをもたらします。 |
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JCBプラチナ | |||
年会費 | 本人 | 27,500円(税込) | |
家族 | 1名様無料、2人目より1名様につき3,300円(税込) | ||
旅行傷害保険 | 海外 | 最高1億円 | |
国内 | 最高1億円 | ||
入会基準 | 25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。 学生の方はお申し込みになれません。 |
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カード利用枠 | 個別に設定 | ||
国際ブランド | |||
2名以上で所定のコース料理を予約すると1名分が無料になる“グルメベネフィット”は多くの都道府県に対象店舗が存在するほか、JCBのコンシェルジュが紹介した実績のある飲食店をオンラインで予約できるグルメルジュなどが付帯しています。 全国のワシントンホテルチェーンを優待料金で利用できることも加味すると、地方都市在住の方も恩恵を受けやすいプラチナカード。 国内有名テーマパークでの優待もあり、夫婦やカップルでの活用はもちろん、お子さんのいる家庭にも嬉しいカードです。 |
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三井住友カード プラチナプリファード | |||
年会費 | 本人 | 33,000円(税込) | |
家族 | 無料 | ||
旅行傷害保険 | 海外 | 最高5,000万円※1 | |
国内 | 最高5,000万円※1 | ||
入会基準 | 原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 ※三井住友カード プラチナプリファード独自の審査基準により発行させていただきます。 |
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カード利用枠 | ~500万円 | ||
国際ブランド | |||
ポイント特化型のプラチナカードで、対象コンビニや飲食店で最大5%のポイント還元を受けられるほか、年間100万円の利用ごとに1万円相当のポイントが継続特典として翌年にプレゼント。 ※商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元にならない場合があります。 ※ 一部Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスがご利用いただけない店舗がございます。また、一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。 基本となるポイント還元率は1%ですが、特約店では最大9%のポイントが加算されます。 ただし、優待特典はほとんどなく、プライオリティ・パスも付帯していないので注意が必要。あくまでも“ポイント”を重視している方にメリットをもたらします。 |
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※1.海外旅行傷害保険および国内旅行傷害保険は、いずれも利用付帯となります。
TRUST CLUB プラチナ Visaカード | |||
年会費 | 本人 | 38,500円(税込) | |
家族 | 無料 | ||
旅行傷害保険 | 海外 | 最高1億円まで | |
国内 | 最高1億円まで | ||
入会基準 | 入当社所定の基準を満たす方 | ||
カード利用枠 | カード送付書にて案内 | ||
国際ブランド | |||
最高1億円まで補償する国内・海外旅行傷害保険やキャンセルプロテクション、外貨盗難保険など、補償が充実したプラチナカード。 グルメ系優待が充実しているほか、大丸東京店のラウンジを無料で利用できる。貯めたポイントを次年度年会費に充当した場合の還元率が1.86%と高いのも大きな魅力。 |
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ラグジュアリーカード(チタンカード) | |||
年会費 | 本人 | 55,000円(税込) | |
家族 | 16,500円(税込) | ||
旅行傷害保険 | 海外 | 最高1.2億円 | |
国内 | 最高1億円 | ||
入会基準 | 安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く) | ||
カード利用枠 | 個別に設定 | ||
国際ブランド | |||
金属製のクレジットカードで高級感が漂います。Mastercardの中では最高峰となる“ワールドエリート”に君臨し、ステータス性も高い1枚。 国内外3000軒以上の宿泊施設を優待料金や部屋のアップグレード、朝食無料、100米ドル相当のホテルクレジット付などの優待付きで利用可能。 東急ホテルズやプリファード ホテルズ&リゾーツ、スモールラグジュアリーホテルでは、無条件で上級会員が与えられる。ホテル系に関しては、トップ水準の優待の多さです。 コンシェルジュは電話のほかにメールでの依頼も可能で、自動音声なく担当者に繋がるのは、他社のコンシェルジュにはないスムーズさ。総合的に見ると、年会費55,000円は“安い”と感じる1枚です。 |
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